ほんと日替わりが好きね


by darsmilk
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被拘束


「真実は存在しない」、という堕落こそが真理なのかもしれない
それは、安易な“境地”や“悟り”の類の戯言ではなく
年齢や経験を超えた、一種の絶望

社会システムを見透かしたような仮想現実に満たされた人間は、すでにシステムの一部として内在されている

生活過程や生産様式による個人への影響は、その決定要因の有無以上に結果を必要とし
個人のモノの考え方、正しいとされているコトへの確信を与えることが重要視されている

時に、人間の行為には、個性を求める結果としての個性の消失が認められている
これは、個々の決定要因の劣化により表面化された産物だと考えられる
一見すると魅力的な“個性”が、個人の決定要因衰退の原因となる

生活過程や生産様式による個人への影響、この根源の存在が個人を規定する
システムの一部として存在するために、すでに組み込まれているかのようなプログラム

そこに真理はあるのか

真理の追求を断念するか、真理を“境地”や“悟り”として、一定の妥協点を見出し満足するか
思考を止めるか

楽観主義者という正当性のある性格の人間として、無知をさらけ出せば解放されるのか

“無知の知”

かつて、先人が残したこの言葉は、人間を神の真理へと導いてくれるようだ
しかしながら、彼に問う
無知を意識することは、すでに無知ではなく、無知は知ではないのだから、この矛盾をどう説明する
知の獲得は、人間に無知をも与えた
それで十分ではないか
無知の知は知を持つ人間の視点による強制にすぎない
他者との決定要因の共有が不可能な点において、不毛であり、出口は無い
前提を無視したXはXとしてしか存在し得ない

真実は存在しない
同時に、「真実は存在しない」ことも真実ではない
出口は無い
あるのは妥協点と、知の過信だ
それが唯一の生きる方法であるし、それを拒む者には絶望が待っている
神は何も言わない

信仰心の篤い信者、精神異常者、思考しない人間、ロボット、過度の楽観主義者、無知をさらけ出す人間
システムの一部であることを知り、その知を鼓舞することで満足する人間、知にしがみつく人間
彼らを憎み、嫉妬する


By ROTTEN



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# by darsmilk | 2005-07-04 22:22 | ● ウザイ精神論